厚生労働省は、労災保険における介護（補償）等給付の最高限度額・最低保障額の改定や、労災保険法令に関する労働者への周知方法の拡大を盛り込んだ労災保険法施行規則改正案要綱について、労働政策審議会の了承を得た。施行は今年４月１日。 　介護（補償）等給付の最高限度額などは、介護が必要な程度に応じてそれぞれ設定している。常時介護を必要とする者に対……[続きを読む]

　厚生労働省は４月から、労災保険の介護（補償）等給付額を変更した。常時介護を必要とする者に対する月額の最高限度額を17万2550円（令和４年度比900円増）、最低保障額を７万7890円（2600円増）とした。随時介護を必要とする者は、前者が８万6280円（500円増）、後者が３万8900円（1300円増）。 　最高限度額と最低保障額の変更……[続きを読む]

　厚生労働省は４月１日、「労働者災害補償保険法施行規則等の一部を改正する省令」を施行する。介護（補償）給付の最高限度額と最低保障額を、国家公務員給与のベア率（人事院勧告）の変動に応じて引き上げる（関連記事）。炭鉱災害による一酸化炭素中毒症（CO）に関する特別措置法の規定に基づき経過措置として支給する介護料の最高限度額と最低保障額も同様に見……[続きを読む]