『じん肺』の労働関連ニュース

2023.06.27 【安全スタッフ ニュース】
電子申請原則義務化へ 負担軽減や適正化を促進 死傷病報告で 厚労省

 厚生労働省は、労働者死傷病報告の電子申請を原則義務化する。報告者(事業者)の負担軽減や報告内容の適正化、統計処理の効率化などをより一層推進することが目的だ。死傷病報告の報告内容も改正する。詳細な業種や職種別の集計、災害発生状況や要因などの的確な把握を容易にするため、コード入力方式への変更と記載欄の分割を行う。じん肺健康管理実施状況報告や……[続きを読む]

2021.12.29 【安全スタッフ ニュース】
石綿給付金制が施行 病態区分に応じて支給 政府・建設業務対象で

 政府は、建設アスベスト給付金法の関係政令を閣議決定した。石綿にさらされる建設業務に従事した労働者などが、石綿を吸入することで発生する疾病にかかり、精神上の苦痛を受けたことについて、最高裁判決などで国の責任が認められたことを踏まえ、被害者に対する損害の賠償を速やかに図る狙いがある。石綿肺管理2でじん肺法所定の合併症のない者550万円などと……[続きを読む]

2021.10.27 【安全スタッフ 特集】
【特集2】金属アーク溶接等作業 マスクの密着具合を確認 フィットテストで実技研修/中災防

 中央労働災害防止協会は9月16日、安全衛生総合会館(東京・港区)で「マスクフィットテスト実施者養成研修」を初めて行った。金属アーク溶接等作業では、労働者の健康障害を防止するため、令和5年4月1日から呼吸用保護具を適切に装着していることを確認するフィットテストを行うよう義務付けられる。同研修は施行に先立ち、事業場内のフィットテスト実施者に……[続きを読む]

2021.04.27 【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
【トピックス】ずい道工事労働者 健康情報の一元管理へ 建災防がシステム開発 じん肺問題で座談会開く

 かつて、ずい道の建設工事では、じん肺が多発していた。作業環境の改善によってじん肺患者の数は減少していったが、時間をかけて進行していくため、健康管理が難しい。さらにトンネル作業に従事する労働者は、現場を転々とするため職歴を立証するには労力がいる。このため、建設業労働災害防止協会では、労働者の健康管理を一元管理するシステムを開発。医療、労務……[続きを読む]

2020.08.30 【安全スタッフ ニュース】
じん肺規則改正へ 医師の押印不要に 厚労省分科会

 厚生労働省の諮問機関である労働政策審議会安全衛生分科会は、「じん肺法施行規則等の一部を改正する省令案要綱」を審議し、妥当と答申した。健康診断個人票や定期健康診断結果報告書について、医師などの押印が不要となる。省令などの公布は8月中旬、施行は公布日の予定で、所要の経過措置を設ける。  じん肺法や労働安全衛生法などに基づき各種健康診断やスト……[続きを読む]

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