工場爆発事故で対策本部を設置 千葉労働局

2013.12.15 【安全スタッフ ニュース】
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 千葉労働局(山本靖彦局長)は、11月15日に発生した産業廃棄物処理施設の爆発災害への対応を図るため、「エバーグリーン千葉リサイクルセンター爆発労働災害対策本部」を設置した。

 爆発は、千葉県野田市の廃油蒸留施設で発生。廃油から不純物を取り除く遠心分離機で白煙が上がったため、従業員が緊急停止しようとしたところ爆発し、従業員2人が死亡、7人が重軽傷を負った。廃油タンクに通常のエンジンオイルとは異なる揮発性の高い油類が投入された可能性があることがわかっている。

 千葉労働局では、現地に2人の職員を派遣し、調査を実施中。原因究明とともに、被災者への迅速な労災補償を行うとしている。

平成25年12月15日第2200号 掲載

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