人事・労務・安全衛生の労働実務相談Q&A

2020.01.13

バイクの方が大ケガに? 飲酒して自転車運転も軽傷

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  • 交通事故処理
Q

 私は自転車、相手はバイクで走行中、衝突しました。私の信号無視と飲酒運転で事故が起こったのですが、事故後のことは頭を打ったためかはっきりした記憶はありません。相手の話では、私は「警察を呼ばないで示談で済ませてほしい」といったそうです。私のケガは軽かったのですが、相手は左足の骨折で入院し、後日、病院に見舞いに行ったところ、治療費と慰謝料を要求されました。払わなければなりませんか。【愛知・S生】

A

過失割合に基づき賠償 状況不利で誠実対応を

 相談者も軽いケガをしていますが、「自分は自転車で相手はオートバイなのに、その治療費を支払わなければならないのか」という不満を持っています。しかし、相手が自転車より「交通強者」のバイクであっても、交通事故でケガを負わせた場合は治療費や慰謝料などの損害賠償を支払わなければなりません。

 それには当然、事故の過失割合が問題になってきます。相談者は…

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2019.12.31

賠償の一括払い求めたい 保険会社は定期払い主張

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  • 交通事故処理
Q

 自分の子ども(18歳)が交通事故に遭い、重度の昏睡状態になってしまいました。家族としては将来の介護費用を一括で支払ってもらいたいのですが、相手方保険会社は「定期的にお金を支払う定期金賠償でないと支払わない」と言って譲りません。相手方保険会社の担当者には不満があり、今後も付き合いがあるとなると、気が重いです。将来介護費用の一括払いを求めて訴訟をすれば、認められるでしょうか。【静岡・T生】

A

介護状態などが影響 平均余命までの期間考慮

 一括払いを求めて訴訟を提起したとしても、定期金賠償を命じる判決になってしまう可能性があります。

 定期金による賠償を命じた確定判決の変更を求める訴えについて定めた民事訴訟法117条が施行される前の昭和62年2月6日の最高裁判決では、定期金賠償を採用しない理由を明示していませんが、「原告が一時金による賠償の支払いを命ずる判決を求めている場合に定期金による賠償の支払いを命ずる判決をすることはできない」と判示しました。しかし、117条施行後の現在においては、…

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2019.12.01

出産前の事故と関係は? 子が障害状態で賠償請求

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  • 交通事故処理
Q

 出産予定日を前にして自家用車に乗車中、トラックに追突されました。私は頸椎捻挫のケガを負いましたが、それから10日後に生まれた赤ちゃんは胎内での低酸素状態の影響で一生寝たきりの脳性麻痺と診断されました。これは交通事故が原因としか考えられないのですが、事故との因果関係は認められるでしょうか。【福岡・T子】

A

因果関係立証は困難 主治医や弁護士と連携を

 相談者は、交通事故に遭ったおよそ2時間後くらいに掛かりつけの病院で検査をしていますが、そのときは「お腹の赤ちゃんには異常はない」と診断されたとのことでした。

 相談者は、事故後のストレスや頸椎捻挫によって血液の流れが悪くなり、胎児に酸素が適切に回らなかったために脳性麻痺になったと考えていますが、交通事故との因果関係が証明できるかどうかを心配しています。

 脳性麻痺と交通事故との因果関係の証明ができるかどうかはともあれ、…

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2019.11.16

駐車場の事故で過失は? 発進時に走行車と接触

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  • 交通事故処理
Q

 ショッピングセンターの駐車場で、駐車していた場所から車を発進したところ、通路を右から走ってきた車の左前部にぶつかってしまいました。過失割合はどうなりますか。【神奈川・T生】

A

道路上と比べ1割増減も 双方が「前方安全確認」を

 具体的状況にもよりますが、あなたの車の過失割合は7~8割程度になると思われます。

 まず、駐車場の事故での過失割合は道路上の事故の場合と違うのかという問題があります。当事者の過失割合を考えるうえで、道路上の事故の場合には、道路交通法上の義務が重要となりますが、駐車場でも、一般交通の用に供する場所であれば、同法上の「道路」となります。ただし、その「一般交通の用に供する場所」かどうかは、…

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2019.11.03

2度目の障害補償なし? 一度治ゆした影響あるか

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Q

 10年くらい前に交通事故に遭い、頸椎捻挫の後遺障害で等級14級に認定されました。その後、何年かして後遺障害の症状はなくなったのですが、1年ほど前にまた交通事故の被害者になり、頸椎捻挫で後遺障害が残りました。そこで後遺障害等級認定請求を行いましたが、以前の事故との関係からその補償を受けるのは難しいとのことです。現在、後遺障害に悩んでいますが補償は受けられませんか。【高知・I生】

A

同一部位の加重扱いも より重い等級なら対象

 自動車損害賠償法(自賠法)施行令2条2項に、「法13条1項の保険金額は、既に後遺障害のある者が傷害を受けたことによって同一部位について後遺障害の程度を加重した場合における当該後遺障害による損害については、当該後遺障害の該当する別表に定める等級に応ずる同表に定める金額から、既にあった後遺障害の該当する同表に定める等級に応ずる同表に定める金額を控除した金額とする」とあります。…

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