人事・労務・安全衛生の労働実務相談Q&A

2018.11.26

ボランティアは労働者か 専門性高い職種でも無償

ジャンル:
  • 労務一般
  • 労働基準法
Q

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて募集が呼びかけられている「ボランティア」について、世間ではさまざまな議論がなされているようです。よく耳にするのは「実態はタダ働きの労働ではないのか」という意見ですが、そもそもボランティアというのは、労働とどのような点で異なるのでしょうか。【東京・C社】

A

自由離脱の有無等による 重要な業務は雇用に近い

 「ボランティア(英:volunteer)」とは、もともと「有志」「志願兵」といった意味を持った言葉であり、自発的に申し出て役務等に従事することを指します。日本で「ボランティア」というと、無報酬で行うものという印象が強いですが、この言葉の本来の意味には「無報酬」という概念はなく、従事した役務等について報酬を受ける「有償ボランティア」も存在します。

 もっとも、ボランティアとしての役務等を提供する側と受ける側との関係は、はっきりとは定義されていません。…

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