『過半数代表』の労働関連コラム

2018.04.23 【送検記事】
会社の労災申請から送検に 警備業者が違法残業をさせる 熊本労基署

 熊本労働基準監督署は違法な時間外労働をさせたとして、警備業者と同社の専務を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで熊本地検に書類送検した。36協定の届出はあったが、過半数代表者が会社の指名した者になっており、有効でなかった。  違反は同社から「体調を崩した労働者がいる」と労災申請に関する相談があったことで発覚した。相談を受けた同労基署……[続きを読む]

2017.06.12 【主張】
【主張】過半数代表の適正化必要

 京都府の企業が、過半数労働者代表の選出方法が不適切として、京都地裁により多額の不払い残業代の是正支払いを命じられた(本紙5月22日号5面既報)。原告労働者が、裁量労働制の対象者といえるかが問題となる以前に、その裁量労働制自体の有効性が否定されてしまった。  日本では、労使自治の拡大、労働組合組織率の低下などから、近年、過半数労働者代表の……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。