『過労死』の労働関連コラム

2023.11.24 【主張】
【主張】インターバルの再評価を

 勤務間インターバル制度の導入が進まない。毎年1月1日現在の状況を聞いている厚生労働省・就労条件総合調査によれば、導入企業の割合は6.0%に留まった。前年結果の5.8%に比べ、わずか0.2ポイントしか伸びていない(=関連記事)。  終業から次の始業までに一定以上の休息時間を確保する同制度は、長時間労働を是正する手立てとして注目を集めた。ま……[続きを読む]

2023.10.13 【労働行政最新情報】
「令和5年版 過労死等防止対策白書」を公表―睡眠と疲労、うつ傾向及び主観的幸福感などの関係について調査分析(厚労省)

  政府は、令和5年10月13日、過労死等防止対策推進法に基づき、「令和4年度 我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況」(令和5年版 過労死等防止対策白書)を閣議決定した。  「過労死等防止対策白書」は、過労死等防止対策推進法の第6条に基づき、国会に毎年報告を行う年次報告書となっている。  8回目とな……[続きを読む]

2023.10.10 【労働行政最新情報】
過労死等防止啓発月間 11月に実施(厚労省)

過労死等防止対策推進シンポジウムや過重労働解消キャンペーンなどを実施  厚生労働省では、11月を「過労死等防止啓発月間」と定め、過労死等をなくすためにシンポジウムやキャンペーンなどの取組を行っている。  月間中は、国民への啓発を目的に、各都道府県において「過労死等防止対策推進シンポジウム」を行うほか、「過重労働解消キャンペーン」として、長……[続きを読む]

2022.11.12 【書評】
【今週の労務書】『労働災害の法律実務』

過労死など種類別に解説  労災保険と労災民事裁判について、450以上の判例を分析し、労災の種類別に実務の留意点をまとめたのが本書。  たとえば、過労死の民事裁判における業務との相当因果関係については、労災認定されると肯定されていることが多い。一方、判断が分かれたパターンでは業務の具体的内容に着目し、研究職で裁量性が大きかった点や、仕分け作……[続きを読む]

2022.10.21 【労働行政最新情報】
「令和4年版 過労死等防止対策白書」を公表―新しい働き方であるテレワークや新型コロナウイルス感染症の影響について調査分析(厚労省)

 政府は、令和4年10月21日、過労死等防止対策推進法に基づき、「令和3年度 我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況」(令和4年版 過労死等防止対策白書)を閣議決定した。  「過労死等防止対策白書」は、過労死等防止対策推進法の第6条に基づき、国会に毎年報告を行う年次報告書となっている。  7回目となる……[続きを読む]

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