『退職』の労働関連コラム

2024.03.16 【書評】
【今週の労務書】『静かに退職する若者たち』

その「本音」は本当か?  副題は「部下との1on1の前に知っておいてほしいこと」。101人の若手社員および人事担当者を対象に実施したヒアリング調査をもとに、若者の目線と立場から、早期退職やマネジメントのあり方などを論じている。  驚かされたのは、1on1の前に同期からどのような質問をされたのかを聞き、答えを用意しておく若手が相当数存在する……[続きを読む]

2022.07.23 【書評】
【今週の労務書】『退職・解雇・雇止めの実務~業務の進め方とトラブル回避の勘所~』

3つの段階に分けて解説  無断欠勤が続き連絡も取れない、休職期間が満了を迎えた、能力不足で解雇したいなどの労働契約の終了に関し、判例紹介に留まらず、実務上のポイントにも踏み込んで解説したのが本書である。  よくあるケースについて、初動・中間・最終対応と3つの段階に時間軸で分け、方法を説明した。たとえば、無断欠勤で連絡が取れず解雇する場合、……[続きを読む]

2021.11.20 【書評】
【今週の労務書】『職場のメンタルヘルス対策の実務必携Q&A 適正手続とトラブル防止の労務マニュアル』

復職・退職までを指南  本書は、デリケートな対応が求められる従業員のメンタルヘルス不調に関し、企業がとるべき対策を網羅的に紹介する。休職命令や復職・退職などの手続きについて解説する一方、最終章では“事前の備え”として欠かせない就業規則の規定例も示す。経験豊富な弁護士が語るノウハウは、これから対策に乗り出す企業に留まらず、対策済みの企業が不……[続きを読む]

2021.11.06 【書評】
【今週の労務書】『問題社員トラブル円満解決の実践的手法  訴訟発展リスクを9割減らせる退職勧奨の進め方』

タイプ別に指導法を指南  能力不足にもかかわらず改善の意欲がない、指示に従わず反論を繰り返す、ハラスメントで職場環境を悪化させる――本書はこうした「問題社員」が引き起こすトラブルを退職勧奨によって解決に導く方法を解説している。  著者は退職勧奨をする際に最も重要となるのは「自己認識のゆがみを修正させる努力」と強調する。問題社員は自分が正し……[続きを読む]

2021.08.13 【よく読まれた記事】
留学費用 3000万円の返還命じる 帰国後すぐに退職 東京地裁【2021年上半期 よく読まれた記事】

労働新聞社Webサイトに2021年に掲載した記事で、2021年上半期にアクセス数が多くよく読まれている人気の記事を再紹介していきます。 2021年3月4日掲載【労働新聞】  みずほ証券㈱(東京都千代田区、飯田浩一取締役社長)が、社内公募制度で海外留学した労働者に留学費用の返還を求めた裁判で、東京地方裁判所(天田愛美裁判官)は同社の請求をす……[続きを読む]

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