『第12次労働災害防止計画』の労働関連コラム

2014.03.01 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】侮るなかれ「転倒災害」

 第12次労働災害防止計画の目玉のひとつに第三次産業の災害防止が掲げられた。小売業、飲食店、社会福祉施設などで起きる災害の特徴は、転倒が多いことで知られている。このため、転倒災害防止対策は第三次産業向けの施策と思われるむきが少なくないが建設業、製造業でも、災害の型別ではかなりの割合を占めていることを忘れてはならない。 厚生労働省の主要産業……[続きを読む]

2014.02.01 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】普及進むハーネス型安全帯

 ハーネス型安全帯の普及促進が波に乗っている。昨年スタートした第12次防に掲げられてから、急激に注目度が増した格好だ。同じ世界基準を標榜したリスクアセスメントの普及には、あの手この手を尽くしている感があるが、ハーネス型安全帯については官民とも意欲的と感じる。 昨年の全国安全週間の局長パトロールでは、真新しいハーネス型安全帯を着用した監督官……[続きを読む]

2013.04.01 【ひのみやぐら】
【道しるべ】12次災防計画 新規施策の実践・進捗に注目

 今年度から29年度までの中期5カ年計画で国の「第12次労働災害防止計画」が推し進められる。死亡者数と休業4日以上の死傷者数をともに平成24年比で15%以上減少させることを全体目標として掲げた新計画では、次の点がポイントになっている。 ① 労働災害全体の減少目標とは別に、重点業種・疾病ごとに数値目標(例えば小売業での死傷者数20%減、メン……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。