『災害復旧工事』の労働関連コラム

2023.08.10 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】復旧工事は十分な事前調査を

 線状降水帯などの影響により、今年7月は東北、北陸、九州などで大雨による自然災害が発生した。すでに報道で知るところだろうが、秋田県では茶色に濁った水が市内の至るところに溢れ出し、湖の中に町が水没してしまったような様相を呈していた。   自然災害が起きた地域では、住民が一刻も早い日常生活の回復を望んでいる。このとき、被害を受けた道路、橋など……[続きを読む]

2020.08.31 【送検記事】
災害復旧工事現場 地山崩壊で労働者が死亡 元請と1次下請を送検 会津労基署

 福島・会津労働基準監督署は、地山の崩壊による危険防止措置を怠ったとして、建設業で元請けの業者および同社現場所長と、建設業で1次下請けの業者および同社統括部長を労働安全衛生法第30条(特定元方事業者等の講ずべき措置)、同法第14条(作業主任者)違反などの疑いで福島地検会津若松支部に書類送検した。派遣元会社から1次下請けへ派遣されていた60……[続きを読む]

2019.11.20 【送検記事】
台風の復旧工事中に屋根から墜落 踏抜き防止措置違反で建築会社を送検 大阪中央労基署

 大阪中央労働基準監督署は、スレートを踏抜き約7メートルの高さから労働者が墜落した労働災害で、建築業者と同社の従業員を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで大阪地検に書類送検した。  労働災害は令和元年6月24日、大阪市東成区にある工場の台風災害復旧工事現場で起きた。現場では平成30年の台風により破損した屋根の修復を……[続きを読む]

2017.02.24 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】震災の記憶を風化させない

 東日本大震災発生時、小職は会社で記事作成をしていた。長く大きな揺れが続き、ロッカーや机の上の物が落ちてくる。本棚が倒れそうになったので、必死で押さえていたのを思い出す。電車が運休となり家に帰ることができず、たまたま近くに弟が住んでいたので一晩世話になることにした。弟宅に向かう途中の川越街道は、家路を急ぐ帰宅困難者と車で大混雑し、深夜にな……[続きを読む]

2014.03.15 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】東日本大震災から3年

 「平成23年3月11日(金)午後2時46分、三陸沖(牡鹿半島の東南東約130km付近)を震源とする『平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震』が発生しました。我が国観測史上最大のマグニチュード9.0の巨大地震により、宮城県北部で震度7を観測するなど、東日本の広範囲が強い揺れに見舞われました」――。これは、海上保安庁が出した一報。そう……[続きを読む]

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