『業務上疾病』の労働関連コラム

2022.10.19 【監督指導動向】
健診の有所見率52.9% 2年連続で増加も全国最低値 滋賀労働局・令和3年

 滋賀労働局は、令和3年に職場で実施された一般定期健康診断結果を公表した。有所見率は52.9%で、2年続けて増加したものの、全国で最も低い水準となっている。項目別の有所見率は高いものから順に、血中脂質27.2%、血圧16.2%、肝機能14.5%だった。  併せて、業務上疾病の件数も公表した。休業4日以上の死傷者数は合計337人で、前年18……[続きを読む]

2014.05.01 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『元安全衛生行政マンが語る災害・疾病事例と労災防止対策』

悲惨な現場を直接体験 労働基準監督署に長年勤務していた著者は、当時の災害調査を振り返る。現場はきれいに片づけられていることが多いのだが、時として被災者の遺体に対面することもあり、筆舌に尽くし難いショックを受けたという。 本書は、悲惨な現場に直接立ち会った著者の体験から、労働災害防止を呼びかけるもの。第1章では、災害防止のメカニズムから安全……[続きを読む]

2013.10.01 【ひのみやぐら】
【道しるべ】 労働衛生施策 措置の案出と監督強化に注目

 本誌前号のニュース欄では、労働衛生分野における行政新施策の検討・展開が報じられている。 トップ記事は、石綿漏えい・飛散防止措置の充実。建築物解体工事での発覚が相次ぎ、労働者ばく露の懸念が強まっていることから除去作業時の監視と測定を充実させる方向での検討が厚生労働省の専門家会議によって開始された、とある。これは石綿の漏えいと飛散が、危険有……[続きを読む]

2013.07.15 【ひのみやぐら】
【道しるべ】腰痛要因 心理面の影響も留意の対象に

 腰痛持ちである。20年以上も前になるが、愚息の少年野球につきあって底冷えのするグランドに終日立ちっぱなしでいたのがいけなかった。翌日出社してから立つも歩くもできなくなり、這うようにして整形外科医に向かった。以来、腰痛との腐れ縁が続いている。今のところは通院・服薬の要もなく、兆候があってもゴムベルトで絞めつければ治まるのだから慢性ながら患……[続きを読む]

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