『林業』の労働関連コラム

2020.09.18 【送検記事】
伐木時の退避場所を選定せず 労働者が転落する労災発生 林業業者を送検 津労基署

 三重・津労働基準監督署は、立木伐倒の際の退避場所を選定していなかったとして、林業業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反などの疑いで津地検に書類送検した。労働者が崖から斜面を約15メートル転落し、重大な怪我を負う労働災害が発生している。  労災は今年5月25日、三重県津市の間伐作業現場で発生した。60歳……[続きを読む]

2020.07.01 【送検記事】
「合図」を周知せず書類送検 林業で死亡労災 函館労基署

 北海道・函館労働基準監督署は、平成31年3月に発生した死亡労働災害に関連して、森林組合と同法人業務課長を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で函館地検に書類送検した。  同法人は、労働者に立木の伐木作業を行わせる際、伐倒に関する一定の合図を関係労働者に周知していなかった疑い。さらに、労働者に合図を行わせず、他の労働……[続きを読む]

2019.12.27 【送検記事】
送電線工事での労災かくし 元請と下請業者を送検 三次労基署

 広島・三次労働基準監督署は、いわゆる労災かくしを行ったとして、1次下請の林業業者および同社代表取締役と、元請である電線メンテナンス業者および同社前代表取締役ら3人の計2法人4人を労働安全衛生法第100条(報告等)違反などの疑いで、広島地検に書類送検した。  労災は、平成29年3月22日、広島県三次市内の送電線路保安伐採工事現場において発……[続きを読む]

2019.12.16 【送検記事】
倒木の下敷きで50歳代男性が死亡 危険防止措置義務違反で森林組合を送検 人吉労基署

 熊本・人吉労働基準監督署は、伐倒した木の下敷きになり労働者が死亡した労働災害で、森林組合と同組合の現場班長を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで熊本地検に書類送検した。  労働災害は令和元年7月17日に、熊本県球磨郡五木村にある山林で起きた。50歳代の男性労働者がチェーンソーを用いて木を伐倒したところ、倒れてきた……[続きを読む]

2019.07.24 【監督指導動向】
「熱への順化期間の設定」などに遅れ 熱中症対策・自主点検結果 栃木労働局

 栃木労働局が実施した熱中症予防対策に関する自主点検結果で、「熱への順化期間(体を慣らす7日以上の期間)の設定」といった項目で遅れがみられていることが分かった。  調査したのは14項目で、「はい・いいえ」の2択形式で質問している。  9割以上の事業場が取り組んでいる項目は、計6項目だった。具体的には、「WGBT基準値を超える場所でやむを得……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。