『改善基準告示』の労働関連コラム

2023.06.08 【主張】
【主張】標準的な運賃は延長必至

 来年4月の時間外労働の上限規制、改正改善基準告示の適用を控え、トラックドライバーの「標準的な運賃」を巡る動きが慌ただしくなってきた。国土交通省は活用状況に関する調査結果を公表し、事業者の69%が運賃改定に向けた交渉を行っており、時限措置である制度の延長を望む声も76%に及んでいると明らかにした。自民党内でも延長に向けた法案提出の準備が進……[続きを読む]

2022.09.22 【主張】
【主張】新改善基準の適正運用へ

 トラック運転者の労働時間等改善基準告示の見直し案が、労働政策審議会の作業部会でまとまった(関連記事=トラック運転者 休息期間の下限は9時間 改善基準を見直し 労政審・作業部会報告)。先行して方向性が固まっていたバス・タクシーと併せて、令和6年4月から施行される予定だ。  事業者が確保すべき1日の休息期間の下限をバス・タクシーと同様に1時……[続きを読む]

2022.08.04 【主張】
【主張】新改善基準で過労死防げ

 トラック運転者の労働時間等改善基準告示の見直しを検討している労働政策審議会作業部会で、使用者側が総拘束時間の引下げや休息期間の拡大に難色を示している。荷主都合により恒常的な荷待ちが発生していることが理由だ。  先月下旬の部会では、時間外・休日労働が月100時間未満に収まるように拘束時間の延長限度を現行の月320時間から294時間まで引き……[続きを読む]

2021.12.30 【よく読まれた記事】
貨物運送業者を過重労働で処分 関東運輸局【2021年下半期 よく読まれた記事】

労働新聞社Webサイトに2021年に掲載した記事で、2021年下半期にアクセス数が多くよく読まれている人気の記事を再紹介していきます。 2021年10月6日掲載【労働新聞】  関東運輸局は9月22日、労働時間等改善基準告示違反などがあったとして、一般貨物自動車運送業を営む㈱住忠貿易物流(千葉県木更津市)に対し、30日間の事業停止と230日……[続きを読む]

2021.11.07 【監督指導動向】
違反率85.2% 労働時間関係は53.7% 令和2年・自動車運転者使用事業場の監督結果 北海道労働局

 北海道労働局は、令和2年に自動車運転者を使用する事業場に対して実施した監督結果を公表した。162事業場に監督を行い、労働基準関係法令違反が85.2%に当たる138事業場で発覚している。  主な違反は、労働時間が53.7%で最も多く、割増賃金が27.2%で続いた。  監督指導を実施した事業場における労働時間削減に関する取組み事例も明らかに……[続きを読む]

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