『問題社員』の労働関連コラム

2024.02.17 【書評】
【今週の労務書】『悩める上司・人事担当者のための問題社員未満との付き合い方』

日々の業務中に評価を  「問題社員“未満”」とは、解雇や懲戒に至るような問題はないが、組織や周囲の時間や感情を浪費させるような社員のこと。大事に至るまでトラブルを報告してこない社員や、上司からの評価に反抗する社員などが当てはまる。本書では、社会保険労務士の筆者が、事例を交えた改善の方法を解説する。  たとえば評価に納得せず文句を言う社員は……[続きを読む]

2023.11.05 【社労士プラザ】
支援担う人をサポート 介護業の「安心」確保へ/加藤社会保険労務士事務所 代表 加藤 優子

 前職ではヘルパーとして訪問介護事業所で働いていた。ヘルパーをしながら専門学校で社会福祉士・精神保健福祉士の受験資格を取得してから資格を取り、同時に介護福祉士も取得した。  とにかく介護の仕事は楽しかったが、理想と現実というものに当時は折り合いをつけられず、その仕事を辞めてしまった。理由は、担当していた利用者が周囲から「問題利用者」といわ……[続きを読む]

2021.11.06 【書評】
【今週の労務書】『問題社員トラブル円満解決の実践的手法  訴訟発展リスクを9割減らせる退職勧奨の進め方』

タイプ別に指導法を指南  能力不足にもかかわらず改善の意欲がない、指示に従わず反論を繰り返す、ハラスメントで職場環境を悪化させる――本書はこうした「問題社員」が引き起こすトラブルを退職勧奨によって解決に導く方法を解説している。  著者は退職勧奨をする際に最も重要となるのは「自己認識のゆがみを修正させる努力」と強調する。問題社員は自分が正し……[続きを読む]

2021.09.05 【社労士プラザ】
人材定着成功へ3つの行動/川越社会保険労務士事務所 所長 川越 雄一

 多くの会社では採用後の人材定着が大きな課題となっている。筆者が社労士を30年やってきて思うのは「人材定着に不思議な成功あり、不思議な失敗なし」ということだ。つまり、たまたま成功することはあっても、たまたま失敗することはないのである。  成否を決定付けるポイントは次の3つだが、これらを愚直に実践している会社において定着の悪い会社に今まで出……[続きを読む]

2018.07.07 【書評】
【今週の労務書】『すべての管理職必読! 困った社員対策マニュアル 最新トラブル事例と労基署対策』

60分でノウハウを習得 職場で起こりがちな労使トラブルについて、裁判例を踏まえながら解説したのが本書。見開き2ページのQ&A形式で説明しており、60分で概要を学べるようになっている。 たとえば、社員が勝手に始業時間より早く出社した場合でも残業代は発生するが、これを防ぐため、就業規則に「会社側が明確な早出の指示をしない限り、残業代は発生しな……[続きを読む]

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