『合同労組』の労働関連コラム

2018.06.02 【書評】
【今週の労務書】『「人事・労務」の実務がまるごとわかる本』

幅広い業務内容を網羅 本書は、企業の人事・労務問題に精通した社会保険労務士が、人事部の業務である「給与・手続き」、「労務管理」、「採用」、「人事企画」の4分野における実務の基本を解説したもの。人事部門に配属された新人担当者や、一人で業務をこなす中堅担当者などをターゲットにしている。 各業務の留意事項を深く掘り下げるというよりは、多岐にわた……[続きを読む]

2018.05.31 【主張】
【主張】合同労組が”戦術転換”へ

 東京都労働委員会の平成29年不当労働行為審査取扱い状況によると、合同労組関連事件の増加に伴って、「支配介入」救済申立てが大きく拡大しているという(本紙5月21日付2面既報)。 紛争内容は、会社側からの反組合的言動、人事権の不当行使、団体交渉への不当な対応の仕方、不利益扱いによる組合弱体化政策などが主なところである。救済申立ての主役が企業……[続きを読む]

2016.12.17 【書評】
【今週の労務書】『ユニオン対策が2時間で分かる本』

平時からの備えに一読を 好評を博した初版の改訂増補版で、知識に疎い中小経営者を「ユニオン」「合同労組」と呼ぶ労働組合から守る姿勢に徹する。会社で不満を抱いた労働者が駆け込む企業外部の労組のことで、ある日突然「団体交渉申入書」なる書面を突き付けてくるのが特色だ。初動ミスで痛い目をみた経営者は多く、平時から備える意味で一読を勧めたい。 「社長……[続きを読む]

2015.09.14 【主張】
【主張】合同労組に十分な配慮を

 東京都内の不当労働行為事件に異変が生じている。非正規労働者の「駆け込み寺」とされる合同労組の動きが以前にも増して活発化していることが背景にある。 本紙報道(9月7日号2面)によると、東京都労働委員会が平成26年中に受け付けた不当労働行為新規申立が132件となり、昭和56年以降で最多となった。統計を開始した昭和21年以降では歴代6番目の多……[続きを読む]

2015.02.16 【主張】
【主張】合同労組事件が過去最高

 中央労働委員会が、さきごろ公表した平成25年の不当労働行為事件集計結果によると、全体の初審係属件数が急速に減少している一方で、いわゆる合同労組事件だけが拡大している。近年、多くの企業は個別労働紛争への対処に腐心してきたが、これが一段落したら、改めて合同労組事件にしっかり目を向ける必要がある。[続きを読む]

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