『内定取消し』の労働関連コラム

2022.09.20 【労働行政最新情報】
令和4年3月新卒者内定取消し等の状況―27事業所で50人が内定取消し(厚労省)

 厚生労働省は、令和4年9月16日、令和4年3月に大学や高等学校などを卒業して就職を予定していた人のうち、内定取消しとなったり、入職(入社)時期が延期(繰下げ)となった人の状況(令和4年8月末現在)を取りまとめ、公表した。  新卒者を雇い入れようとする事業主等は、内定の取消しや入職時期の繰下げを行う場合、ハローワークに通知する必要があり、……[続きを読む]

2021.09.23 【監督指導動向】
労働相談件数が5万件超えに 令和2年度の個別労働関係紛争解決制度施行状況 千葉労働局

 千葉労働局が取りまとめた令和2年度個別労働関係紛争解決制度の施行状況によると、総合労働相談件数は5万3450件となっている。前年まで7年間続いた4万件台を超え、5万件台に上った。前年度からは、8.1%増加している。  労働相談のうち、民事上の個別紛争に関するものは7963件で、前年度比4.9%減少した。  その内訳をみると、「いじめ・嫌……[続きを読む]

2016.04.03 【助言・指導 あっせん好事例集】
正式入社前のアルバイト勤務状況を理由に内定取消しをしたことをめぐるあっせん事例

申請人X(労働者)はハローワークに記載されていた求人広告を見て応募し、一般機械器具を製造するY社(被申請人)にて正社員として勤務をする予定で、9月1日付勤務の内定をもらっていた。ところが、入社の1週間前に会社に呼び出され…[続きを読む]

2013.11.04 【主張】
【主張】内定取消しには高額な慰謝料で

 厚生労働省は、平成24年新規学卒者内定取消し状況を発表し、2社の社名を公表した(本紙10月7日号1面)。今年3月に大学、高校を卒業し4月に就職予定だった者のうち、内定を取り消されたのは76人だった。学業重視とか留学機会の確保などの理由によって、安倍政権と経済団体は、求職学生の活動を抑制する方向を強めており、内定取消しの学生に与えるショッ……[続きを読む]

2012.08.27 【主張】
【主張】内定と内々定は似て非なるもの

 東洋大学法学部・鎌田耕一教授は、本紙連載「ぶれい考」8月6日寄稿のなかで、内々定に触れ、「学生は獲得したとき心の底から安堵する。ゼミなど身近に接している学生をみると、未内定のときと比べて同じ者かと疑うほど様子が変わる」と内々定がもたらす心理的効果を紹介している。同時に経団連が最終学年における学業専念のため、内定時期を10月1日に申し合わ……[続きを読む]

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