『ブラック企業』の労働関連コラム

2022.07.16 【書評】
【今週の労務書】『働きやすさこそ最強の成長戦略である』

管理職への皺寄せ改善を  働き方改革に不可欠なのは、管理職へのサポート――人事担当者向けの手引書をめざす本書では、特定社会保険労務士である筆者が、実際に受けた労働相談を基に対応策を示している。  働き方改革にかかわる章では、労務管理などの見直しによる皺寄せが管理職にのしかかっている点を指摘した。労働時間の削減や多様な働き方に対応した労務管……[続きを読む]

2021.06.17 【主張】
【主張】ブラック企業の汚名返上

 東京証券取引所は、2022年4月4日、現在の東証1部・2部、ジャスダック、マザーズなどの市場区分から、新たにプライム、スタンダード、グロースの3つの市場に再編する。  最上位のプライム市場の上場基準を厳格化し、世界にも評価される企業グループとする狙い。適用するコーポレートガバナンス・コードも高度化する必要があるとし、初めて「労働環境への……[続きを読む]

2019.11.07 【主張】
【主張】職安もブラック企業拒絶

 本紙報道によると、厚生労働省は、来年3月末から全国ハローワークにおいて、全求人申込みを対象とする不受理制度をスタートさせるという(10月21日号1面に詳細)。労働基準法違反などを繰り返す企業などからの求人申込みを一定期間にわたり受け付けない制度である。労働基準監督機関はもとより、職業安定機関も協調してブラック企業の締め出しを図る狙いと考……[続きを読む]

2018.02.12 【マンガ・こんな労務管理はイヤだ!】
ブラック企業

 マンガは、「ブラック企業」「ホワイト企業」をテーマにしたものですが、ブラック企業の公的な定義は今のところ示されていません。ただ、厚労省「労働条件に関する総合情報サイト」では、ブラック企業の一般的な特徴として以下の3つを例示しています。[続きを読む]

2017.09.04 【主張】
【主張】コンビニへ労働法教育を

 徳島労働局が、コンビニエンスストア三大チェーン本部(セブン―イレブン、ローソン、ファミリーマート)と合同して労務管理講習会を実施したという(本紙8月21日号5面既報)。  コンビニは、未だに店舗数、売上高ともに拡大が続いている。1店舗のアルバイト数20人程度とすると、オーナーの労務管理能力が問われるが、実態は初歩的な労働基準法違反が相次……[続きを読む]

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