『フリーランス』の労働関連コラム

2024.02.03 【書評】
【今週の労務書】『フリーランスの働き方と法』

現状と論点の理解に  700ページを超える大著。第1部ではフリーランスの働き方の実態と法政策の現状、第2部では個別の論点を深掘りし、今後の法政策や法解釈のあり方を考察している。  注目すべきは第2部8章のプラットフォーム就業に関する検討だろう。従来から議論され、裁判にもなってきたプラットフォーム就業者の労働者性の問題に加え、プラットフォー……[続きを読む]

2024.01.20 【書評】
【今週の労務書】『Q&A 誰が労働法で保護されるのか?』

形態別に労働者性整理  DXの進展とともに、フードデリバリーサービスの配達員のような請負・委任の契約の形を取ったフリーランスが急拡大するなか、労働者性が争点となるケースが増えている。  本書は、労働者性の肯定例・否定例の双方について豊富な判例を紹介・整理しつつ、Q&A形式を採りながら働き方の形態別に労働者性の有無を解説した。保険の外務員や……[続きを読む]

2024.01.08 【よく読まれた記事】
未来の社労士の役割で報告書 4つの社会のシナリオ描く 全国社労士会【2023年下半期 よく読まれた記事】

労働新聞社Webサイトに2023年に掲載した記事で、2023年下半期にアクセス数が多くよく読まれている人気の記事を再紹介していきます。 2023年10月13日配信【Web限定ニュース】  全国社会保険労務士会連合会は、未来の社労士の役割を整理した「社労士未来戦略シナリオ2030報告書」を取りまとめた。2030年に起こり得る未来(世界観)を……[続きを読む]

2023.11.30 【主張】
【主張】フリーランスと労災補償

 厚生労働省は、事業者から委託を受けて業務に従事するフリーランスについて、業種を限定せず包括的に労災保険の特別加入制度の対象に加える方針だ。  11月20日開催の労働政策審議会労災保険部会に制度案を提示し、大筋で了承を得ている。保険料率は0.3%で、フリーランス本人が全額負担する。来年秋までのスタートをめざす。フリーランスにとっては民間保……[続きを読む]

2023.08.14 【よく読まれた記事】
労基署判断を年金事務所へ 厚労省【2023年上半期 よく読まれた記事】

労働新聞社Webサイトに2023年に掲載した記事で、2023年上半期にアクセス数が多くよく読まれている人気の記事を再紹介していきます。 2023年4月17日配信【労働新聞 ニュース】  厚生労働省は4月1日から、被用者保険の加入逃れ対策として、労働基準監督署が労働者と判断した事案について、年金事務所に情報提供する取組みを開始した。請負・準……[続きを読む]

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