『ストレスチェック』の労働関連コラム

2023.02.16 【人材ビジネス交差点】
【人材ビジネス交差点】ビジョン定め健康管理を/㈱OHコンシェルジュ 代表取締役 東川 麻子

 我われは産業保健の専門職として企業にサービスを提供しているが、同じ医療職が担当しても、その会社の健康管理のスタイルは1つとして同じ形にならない。私の主観的な判断ではあるが、その良し悪しにはとても大きな差がある。  20年以上この仕事をしてきて、その企業の健康管理を左右するのは、企業の担当者であり、その人、その部署の影響がいかに大きいもの……[続きを読む]

2022.10.27 【主張】
【主張】健康課題の多様化に対処

 厚生労働省が設置した有識者検討会で、今後の産業保健のあり方に関する議論がスタートした(関連記事=産業保健活動 業務外疾病への対応課題に 検討会で対策議論 厚労省)。  精神障害による労災認定件数の増加をはじめ、高年齢労働者の増加に伴う健診有所見率の上昇、新型コロナウイルスの感染拡大、テレワークによる健康不調など、労働者の健康の保持増進に……[続きを読む]

2022.08.25 【主張】
【主張】中小でも心の健康対策を

 2018~22年度を対象とする第13次労働災害防止計画の終了まで7カ月余りになった。「17年比で5%減」を目標に掲げる死傷災害の大幅な増加が目を引くが、メンタルヘルス関連の取組みの低調さも軽視できない。  とくに労働者29人以下の中小・小規模事業者ではメンタルヘルス対策の実施事業所割合が低下するなど、前進がみられない状態だ。精神障害の労……[続きを読む]

2022.07.17 【人材ビジネス交差点】
【人材ビジネス交差点】メンタル向上へ睡眠確保を/㈱こどもみらい 代表取締役 赤塚 優作(ヘルスケア・コンサルティング業)

 人事労務担当者各位にとって、メンタルヘルス対策は「必要ではあるが、対処が難しい課題」の1つであろう。  職場環境改善といっても、現場で目にする業務上の環境は、自社や業界固有の事情と密接に結び付いていて簡単には変えられないものも多い。  さらにこの問題を複雑にしているのは、同じ職場・同じ業務にもかかわらず、問題なく働き続けられる者と不調に……[続きを読む]

2022.04.26 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『管理職なら知っておくべきメンタルヘルス』

部下との交流方法示す  ストレスチェック制度の検討委員を務め、企業の管理職研修なども手掛ける精神科専門医、産業医である著者が、管理職が実践すべきメンタルヘルス対策の重要性を解説した本書。職場での不調者への基本的な対応のほか、ラインケアのなかで上司が果たす役割に注目する。「外向的」「内向的」「感情的」など部下のタイプにあったコミュニケーショ……[続きを読む]

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