『精神疾患』の労働関連コラム

2019.07.26 【社説】
【ひのみやぐら】自殺大国脱却はいつ?

 昨年度、国が認めたいわゆる「過労死」の件数は703件。1988年の「過労死110番」開設以降、昨年ちょうど丸30年が過ぎた。なのに未だこれだけの件数が導かれる実態をどう見たらいいのか。  厚生労働省が定める過労死の範囲には、脳出血やくも膜下出血、脳梗塞、心筋梗塞などの「脳・心臓疾患」とうつ病を中心とした「精神障害」が含まれる。過重な仕事……[続きを読む]

2018.11.10 【書評】
【今週の労務書】『これならできる 中小企業のメンタルヘルス・ガイドブック』

疾患ごとに対応示す 本書は、ストレスチェックや社内教育などのメンタルヘルス不調予防から休職後のリワークプログラムまで、中小企業向けにメンタルヘルス対策のポイントを解説したもの。うつ病や不安障害など職場でよくみられる精神疾患ごとに、復職時における対応の留意点を分かりやすく示しているのが特長だ。 労働者が適切な診療を受けられるように、主治医の……[続きを読む]

2018.09.27 【監督指導動向】
脳・心臓疾患、精神障害ともに請求件数増加 29年過労死等の労災補償状況 大阪労働局

 大阪労働局は、平成29年度の「過労死等の労災補償状況」に関する取りまとめを公表した。脳・心臓疾患、精神障害ともに請求件数が増加している。 脳・心臓疾患をみると、請求件数は過去5年で最も多い123件で、前年度から40件増加した。支給決定件数は26件(同1件増)だった。 過去5年、毎年150件前後で推移している精神障害の請求件数は162件で……[続きを読む]

2018.05.13 【社労士プラザ】
心の健康対策に重点/はら社会保険労務士事務所 原 幸一郎

 私は、社会保険労務士事務所を開業する前に、地方公務員の共済組合で障害年金などの審査業務を担当していた。当時は慢性腎不全に伴う人工透析での障害年金の請求が非常に多く、次に脳疾患や心臓疾患に伴う請求で、その次が精神疾患だった記憶がある。 現在、国民年金や厚生年金の障害年金受給者数は200万人を超え、平成26年現在の障害年金の受給状況は約25……[続きを読む]

2015.11.16 【書評】
【今週の労務書】『ストレスチェックを実施するなら、「診断書」を読み解く力をつけろ』

うつ状態は病名でない 精神科医であり、複数の企業で産業医も務める著者は、診断書の「うつ状態」という記載から、安易に「うつ病」と捉えるリスクに警鐘を鳴らす。 医師にとっても1度や2度の診察で病名を付けるのは困難だし、実際には適応障がいやアスペルガー症候群の場合もある。 誤った対応は職場にも本人にもマイナスになると繰り返し指摘し、本人の承諾を……[続きを読む]

年月アーカイブ

ページトップ