安全教育未実施のコンベヤー製造業者を送検 是正指導は再三無視 多治見労基署

2017.01.11【送検記事】
  • TL
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

 岐阜・多治見労働基準監督署は、作業内容変更時の安全教育を労働者に対して実施しなかったとして、ローラーコンベヤー設計・製造業のテキノタカギ㈱(岐阜県可児市)と同社代表取締役を労働安全衛生法第59条(安全衛生教育)違反の容疑で岐阜地検御嵩支部に書類送検した。平成28年6月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。

 被災者は、ステンレスパイプを旋盤で研磨する作業中に、突然曲がったパイプに直撃している。

 同労基署が災害調査に入ったところ、同代表取締役は、28年4月に採用した労働者2人の作業内容を6月21日に組立作業から製造作業に変更した際に、作業内容変更時の安全教育を実施していなかったことが判明した。

 同社では、過去14年間に休業4日以上の労災を合計43件も起こしていた。「安全教育に関する是正指導も10回以上していた」(同労基署)という。しかし、立件して司法処分するのは、初めて死亡事故を起こした今回が初めて。

【平成281122日送検】

あわせて読みたい

ページトップ