京都南労働基準監督署は、サイドブレーキが有効な状態でないバキュームカーを労働者に使わせたとして、畜産業の㈱グリーンファーム京都(京都府相楽郡南山城村)と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で京都地検に書類送検した。平成28年8月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。
被災者は、バキュームカーを斜面に置き、養豚場内で清掃作業を1人で行っていた。この時、サイドブレーキが有効でなかったため、斜面を下がってきた車両と豚舎の間に挟まれたものとみられる。
【平成28年12月20日送検】