「36協定」支社では結ばず 過労死申請から違法残業が発覚 東大阪労基署・書類送検

2016.12.26 【送検記事】

ドライバーが日常的に長時間労働

 東大阪労働基準監督署は、時間外・休日労働に関する労使協定(36協定)を締結せずに労働者に残業させたとして、㈱中谷食品(大阪府東大阪市)と同社代表取締役を労働基準法第32条(労働時間)違反の容疑で大阪地検に書類送検した。本社では36協定を結んでいたものの、支社では未締結だった。

 同社の支社に勤務するドライバーが平成2712月に脳溢血で死亡し、28年1月に労災申請を遺族がしたことから、同労基署は長時間労働に関する調査に着手した。6月に労災申請を認めている。

 同支社では、平成2711月1~30日に労働者2人に対して、法定労働時間の1日8時間、1週40時間を超過して、1カ月当たり最長114時間10分の違法残業をさせていた。「ドライバー自身に労働時間管理を任せていたことが、長時間労働の原因」(同労基署)としている。

【平成281212日送検】

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