労災隠し4件重ね書類送検 小諸労基署

2015.12.08 【送検記事】
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 4件の労働災害を隠ぺいした食料品製造業者を処分――長野・小諸労働基準監督署(中川賢一署長)は平成25年1月以降に発生した4件の労災を故意に隠ぺいした㈱細萱食品(長野県佐久市)と同社取締役および同社工場長の計1法人2人を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の容疑で長野地検佐久支部に書類送検した。労災保険に関する誤認識が、労災を隠ぺいした原因である。

 同社では平成25年1月に労働者Aがゼリー製造機に右手を挟まれ人差し指を骨折、平成26年5月にも労働者Bが同機械に左手を挟まれ中指に挫創を負ったうえ薬指を捻挫する労災が発生。さらに同年8月に、労働者Cが鉄板を持ち上げた際に左手人差し指と中指を切り、11月にはフォークリフトを運転していた労働者Dがシャッターに激突し、頭部を陥没骨折などした。休業期間は、労働者A~Cがいずれも4日以上、Dが2日間である。

 同社は4件の労災について、労働者死傷病報告書を提出せず、いわゆる労災かくしを行っていた。「労災保険を使っていなければ、労働者死傷病報告書を提出しなくても良いものと認識していた」と供述している。過去に労災が発生した時に報告書を提出した際、わずらわしさを覚えたとも話しているという。

 同社は平成26年11月に発生した労災で、無資格の労働者Dに対して就業制限のあるフォークリフトを運転させた疑いでも書類送検となっている。

【平成27年12月3日送検】

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