労災を隠蔽したセイノーHD子会社を書類送検 彦根労基署

2016.11.17 【送検記事】

 滋賀・彦根労働基準監督署は、労働者死傷病報告を遅滞なく提出しなかったとして、運輸業のセイノースーパーエクスプレス㈱(東京都江東区)と、同社長浜航空営業所(滋賀県長浜市)所長を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の容疑で大津地検に書類送検した。労災の報告に負担を感じたことが、同社が隠蔽を謀った理由だという。

 平成2712月に同社労働者が、長浜航空営業所で荷下ろし作業をしている最中に、プラットフォームから地上へ1メートル墜落した。右手を骨折し48日間休業している。

 同労基署は28年6月になり、「労災が発生していた」と情報提供を受けて調査を開始した。「労災の報告をすると、再発防止対策や社員教育をせねばならず、負担感を覚えたためためらった」と、同社は話しているという。

【平成281027日送検】

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