技能実習生が月340時間労働 違法長時間労働で製造業者を送検 津島労基署

2016.11.17 【送検記事】

 愛知・津島労働基準監督署は、時間外・休日労働に関する労使協定(36協定)で定める残業の限度時間である1カ月70時間を超過して時間外労働を行わせた、プラスチック製品製造業の㈲加藤工業所(愛知県弥富市)と同社取締役を労働基準法第32条(労働時間)違反の容疑で名古屋地検に書類送検した。

 同社では、平成27年3月~5月末まで、ベトナム国籍の外国人技能実習生5人を含む労働者8人に対して、36協定の限度時間を超えて残業させていた疑い。1人当たりの1カ月での最長残業時間は、177.5時間に達し、総労働時間でみると340時間を超えていた。

 同期間、36協定で定めた「1カ月に2回以上まで」を上回る休日労働も行わせていた。最悪のケースでは、1カ月5回の休日労働をさせた月もあり、ほぼ無休で働き続ける状況となっていた。

 違法な賃金控除も明らかになっている。法定の除外事由がないにもかかわらず、技能実習生を含む外国人労働者7人に対し、合計365,935円を控除していた。

【平成28年8月10日送検】

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