技能実習生を月131時間働かせた外衣下着製造業者を送検 鳥取労基署

2016.11.15 【送検記事】

 鳥取労働基準監督署は、技能実習生に違法な時間外・休日労働をさせたとして、外衣下着製造業の㈱シバ・ガーメント(鳥取県八頭郡)と同社代表取締役を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで鳥取地検に書類送検した。

 同社は平成28年4月、中国人5人とカンボジア人3人計8人の技能実習生に対し、時間外労働に関する労使協定(36協定)で定めた1日2時間、1カ月30時間の限度時間を超えて違法な時間外労働をさせた疑い。1人1日当たり2時間15分~3時間45分の時間外労働を延べ112回行わせていた。1カ月当たり最長131時間25分、法定労働時間を含む総労働時間は最長約302時間だった。

 違法な休日労働は、延べ28回に及んだ。なお、日本人労働者に対しては、違法な時間外、休日労働はなかったという。

 さらに、同社は28年4月21日~5月20日の間、割増賃金も払っていなかった。

 違法な労働時間の実態は、同労働局が定期監督をした際に発覚した。何度か指導したものの改善がみられなかったことから、書類送検に踏み切っている。

 「少しでも経費を削減したかった」(同社)と述べており、現在、未払い賃金は支払ったという。

【平成28年9月20日送検】

あわせて読みたい

ページトップ