賃金設定にミス 賃金不払いでオルゴール製造・販売店を書類送検 小樽労基署

2016.10.27 【送検記事】

 北海道・小樽労働基準監督署は、労働者3人に賃金を支払わなかったとして、観光客向けにオルゴールの製造体験や販売などを行っている㈲自然工房(北海道小樽市)と同社代表取締役を最低賃金法第4条(最低賃金の効力)違反の疑いで札幌地検小樽支部に書類送検した。無理な賃金設定が、不払いにつながっている。

 同労基署は、平成2711月に「賃金が支払われない」と労働者から相談を受け調査を開始、同年1~2月の賃金が全額不払いだったことが明らかとなった。同期間以外でも不払い状態だった期間があるとみられる。また、複数回実施した是正指導にも応じていなかった。「経営状態に合わない高額な賃金設定が、不払いを招いたのではないか」という。

 同社は、法人破産手続きが完了した。3人の労働者のうち1人は、国の未払賃金立替払制度によって、賃金の一部が救済されている。

【平成28年9月21日送検】

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