ベルトコンベヤーに巻き込まれ右腕切断 安全担当役員など書類送検 名護労基署

2016.09.29 【送検記事】

木材 沖縄・名護労働基準監督署は、機械を停止しないままベルトコンベヤーの清掃・給油作業を行わせたとして、木材チップ製造業のもとぶバイオマス事業協同組合(国頭郡本部町)と同組合安全担当役員を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で那覇地検名護支部に書類送検した。平成28年6月、同組合労働者が、右腕の二の腕途中から先を切断する労働災害が発生している。

 被災者は、自走式破砕機のベルトコンベヤーの清掃・給油作業に従事していた。ローラーにゴミがあるのを発見し、取り除こうとしたところ右腕をローラーに巻き込まれ負傷した。機械のホッパー部分には非常停止ボタンが設置されていたものの、ベルトコンベヤー付近にはなかったため、機械の停止が遅れ、事故の規模が大きくなっている。

 清掃・給油作業はいわゆる定常作業。同社は機械を停止させてゴミ取りをさせるべきだったが、同労基署担当者は、今まで事故が起こっていなかったため対策を講じなくても大丈夫だという考えがあったのかもしれないとみている。

【平成28年9月15日送検】

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