作業中に脚立から墜落 電気器具製造業者を書類送検 姫路労基署

2016.10.04 【送検記事】

 兵庫・姫路労働基準監督署は、労働者に対する墜落防止措置を怠ったとして、ハロゲンランプ等の製造・開発業のフェニックス電機㈱(兵庫県姫路市)と同社部長代理を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で神戸地検に書類送検した。平成28年5月、同社労働者が頭蓋骨骨折などの重症を負う労働災害が発生している。

 被災者は、紫外線を使ってガラスなどの製品にパーツを焼き付ける大型の特殊な機械装置の製造に従事していた。脚立天板と同機械装置内部の梁に足をかけて電動ドリルで穴を開ける作業をしていたところ、地上へ2.4メートル墜落した。一人作業だったため目撃者がいないものの、作業中にバランスを崩したものとみられる。

 同社は、墜落する危険があったにもかかわらず、労働者に対して安全帯を使用させるなどして、危険を防止しなかった疑い。

 処分を受け、親会社であるヘリオステクノホールディング㈱は、ホームページ上で書面を公表した。「今回の労働災害を重大な事態と受け止め、安全衛生管理体制の見直しを行い、再発防止対策を講じてまいります」としている。

【平成28年8月24日送検】

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