シカゴピザ運営会社を書類送検 店舗で爆発事故起こし 神戸東労基署

2016.09.12 【送検記事】

 兵庫・神戸東労働基準監督署は、ガス抜き作業中の爆発対策を講じなかったとして、チェーンの宅配ピザ店「シカゴピザ」の神戸中央店を運営する食品販売業の㈱シーアンドシー(兵庫県神戸市須磨区)と同社シカゴピザ事業部長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で神戸地検に書類送検した。平成28年1月、爆発により同事業部長ら2人が負傷する労働災害が発生している。

 同事業部長はシカゴピザ神戸中央店において、カセット式ガスボンベの処分作業を行っていた際、ガスが滞留して爆発や火災を起こす危険があったにもかかわらず、周囲で湯沸し器に点火し続けていた。このため、室内に充満したガスに引火し爆発事故が発生。同事業部長が78日間、周囲で作業していたアルバイト労働者が9日間の休業を必要とする火傷を負った。

 同事業部長はもともと本社勤務だったが、事故発生直前に同店店長が退職したため、業務を代行するために店舗を訪れていた。代行業務を遂行するなかで、長年にわたって廃棄されていなかったガスボンベを発見し、処分しようと作業を行った。

 ㈱シカゴピザ本社(大阪府茨木市)は事故発生直後に謝罪文をホームページ上で公表。「今後、2度とこのような事故を起こさないように、本部はもとより、チェーン全店に指導・教育させていただく所存でございます」としている。

【平成28年8月24日送検】

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