取引先の評価懸念し労災かくし 運送業者を送検 甲府労基署

2015.10.13 【送検記事】

 山梨・甲府労働基準監督署(羽嶋三男署長)は労働者死傷病報告を遅滞なく提出しなかった白根運送㈱(山梨県南アルプス市)と同社代表取締役を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の容疑で甲府地検に書類送検した。同社の労働者が配送先でトラックから墜落し、休業4日以上の負傷をしていた。

 同労基署は、被災者が平成26年6月、労災により4日以上の休業をしていたことを27年7月に把握し捜査を開始。埼玉県内の配送先でトラックから飲料を荷卸ししている際、バランスを崩して荷台から墜落し、左足の靭帯を損傷していた。

 同社は、「取引先からの評価を気にしたために労災隠ぺいを謀った」と供述している。被災者への休業補償については、自動車保険でしていたという。

【平成27年9月11日送検】

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