墜落の労災を報告せず送検 二戸労基署

2015.10.06 【送検記事】

 岩手・二戸労働基準監督署(熊谷久署長)は、休業4日以上の労働災害が発生したにもかかわらず遅滞なく労働者死傷病報告書を提出しなかったとして、畑田建設工業㈱(岩手県久慈市)と同社代表取締役を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の容疑で盛岡地検二戸支部に書類送検した。負傷した同社労働者が労災に遭った事実を同労基署に申し出たことで発覚している。

 平成27年1月、防潮堤かさ上げ工事中に同社労働者が高さ8メートルの足場からコンクリートを流していたところ、型枠が崩れ、その衝撃で足場から投げ出されて岩礁に墜落した。両眼の炎症および右脚の打撲を負っている。

 同労基署の調べでは、同社は元請に迷惑がかかることを恐れ報告をしなかったと供述している。また、同社労働者の国民健康保険の自己負担分を肩代わりして対処していたという。

【平成27年9月2日送検】

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