機械停止時の作業手順定めず送検 北九州西労基署

2015.09.29 【送検記事】
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 福岡・北九州西労働基準監督署(小林正基署長)は、機械が自動停止した際の作業手順を定めず危険防止措置をとらなかったとして、プラスチック製品製造業の㈱DNP高機能マテリアル(東京都新宿区)と同社戸畑工場の工場長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで福岡地検小倉支部に書類送検した。

 フィルムの切断により機械が自動停止したことから同社労働者が切断したフィルムをつなぎ合わせていたところ、別の同社労働者がボタンを押して機械を動かしたため、稼働した機械に挟まれて2日後に死亡している。

 同工場では、機械が自動停止しブザーが鳴った際、リセットボタンを押して機械を再作動させることしか手順を定めていたなかった。また、復旧作業に当たっていた箇所は普段人が立ち入る場所でなかったため、機械を再作動させた労働者は死亡した労働者に気付かなかった。労働安全衛生規則では、機械の復旧作業時に操作盤に錠をかけるなどほかの人が操作できないようにすることを定めている。同労基署では、「トラブル時の対応を定めておけば災害を防げたのではないか」とみている。

【平成27年9月17日送検】

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