林業で伐採作業中に死亡災害 二戸労基署が書類送検

2016.08.02 【送検記事】

 岩手・二戸労働基準監督署は、車両系機械の作業領域への立入り禁止措置を講じなかったとして、姉帯林業(=あねたいりんぎょう・岩手県二戸市)の代表者を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で盛岡地検二戸支部に書類送検した。平成28年3月、二戸市内の山林で伐採作業中に、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。

 同代表者は、車両系木材伐出機械の「木材グラップル」を使い、伐採作業をしていた。同機械で切った楢の木をつかみ旋回したところ、被災者の頭部に激突させている。

 同労基署が災害調査に入ったところ、法律で定められている車両系機械周囲への立入り禁止措置が講じられていないことが発覚した。「作業場所の地形がすり鉢状だったため、近くに労働者がいる状態で作業することとなってしまった」と供述している。

【平成28年7月21日送検】

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