1カ月の時間外労働162時間で心筋梗塞 違法残業で運送業者送検 古河労基署

2016.08.03 【送検記事】
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 茨城・古河労働基準監督署は、時間外労働に関する労使協定(36協定)で締結した1カ月の残業時間の上限を超えて労働者に違法残業させたとして、北三運輸㈱(=ほくさんうんゆ、埼玉県さいたま市浦和区)と同社茨城営業所(茨城県猿島郡)の当時の所長を労働基準法第32条(労働時間)違反の容疑で水戸地検下妻支部に書類送検した。同社茨城営業所の労働者に対し、1カ月に162時間25分の残業を行わせていた。

 同社は、1カ月当たり残業時間を最長127時間とする36協定を結んでいたが、平成251021日~1120日の1月に133時間50分、1121日~1220日の1月に162時間25分の時間外労働を行わせていた。1カ月当たりの最長労働時間は341時間に及ぶ。顧客のニーズに対応していたことが、長時間労働の要因となっていたと同労基署はみている。

 26年3月27日、労働者が配送先の長野県で急性心筋梗塞を発症して死亡した。遺族が労災請求を行ったことから、同労基署が捜査を開始し、そのなかで違法な残業の実態が明らかになっている。

【平成28年7月20日送検】

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