酸素欠乏の危険箇所に「掲示」怠る 宮崎労基署・書類送検

2016.07.29 【送検記事】

 宮崎労働基準監督署は、酸素欠乏危険作業に従事する労働者以外の労働者に、酸素欠乏危険場所に立ち入らないよう見やすく掲示することを怠った、食品加工業・畜産業を営むOkazaki Food㈱(宮崎県宮崎市)と同社代表取締役、および専務取締役の計1法人2人を労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で宮崎地検に書類送検した。

 平成28年5月26日、同社TMR飼料工場において、エサづくり用タンク内の焼酎カスを抜き取る作業に従事していた同社労働者がタンク内で死亡する労働災害が発生している。何らかの理由で内部に入り、低酸素血症を発症させたものとみられる。直後、この労働者を救出しようとした別の労働者もタンク内に侵入し、一時酸素欠乏症にかかっている。

 法律によれば、酸素欠乏の危険がある場所では、作業に従事している以外の労働者に対し、酸素欠乏危険場所への立入りを禁止し、それを見やすい箇所に掲示しなければならない。

【平成28年6月22日送検】

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