“派遣労働者”が死亡 作業計画定めなかった建設業者を書類送検 福山労基署

2016.07.05 【送検記事】

 広島・福山労働基準監督署は、車両系建設機械の作業計画を策定せず、機械周囲の立入り禁止措置も怠っていた建設業の㈱六共(広島県福山市)と同社現場責任者を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で広島地検福山支部に書類送検した。平成28年2月、同社の指揮命令下で働いていた労働者が死亡する労働災害が発生している。

 同社は、福山市内の家屋解体工事現場に元請として入場していた。被災者は労災発生当日、突然落ちてきたベランダの下敷きとなり死亡している。

 災害調査の過程で、同社が車両系機械を使う際に必要な作業計画の立案と、機械周囲の立入り禁止措置を怠っていたことが判明した。

 同被災者は下請企業の労働者で、災害発生当日は同社の指揮命令下で働いていた。建設業では派遣が禁止されており、派遣法違反の疑いもある。

【平成28年5月26日送検】

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