作業主任者選任せず死亡災害起こす 大阪中央労基署が鳶業者送検

2016.03.09 【送検記事】

 大阪中央労働基準監督署(小松敏和署長)は、足場組立て作業を行わせる際に作業主任者を選任しなかった鳶・土工工事業の㈲フレア工業(大阪府和泉市)と同社代表取締役を労働安全衛生法第14条(作業主任者)違反の容疑で大阪地検に書類送検した。同社の労働者が死亡する労働災害が発生している。

 平成27年9月、同社労働者2人が大阪府鶴見区内の集合住宅改修工事現場で足場を組み立てていたところ、”朝顔”と呼ばれる防護棚が崩落して直撃し、1人が死亡、もう1人が腕を骨折した。自社内に足場の組立て等作業主任者がいたものの、現場には配置していなかった。

 安衛法では、高さが5メートル以上の足場の組み立てを行う際、都道府県労働局長の登録を受けた者が行う技能講習を修了した者のなかから作業主任者を選任し、作業現場で労働者を指揮することが義務付けられている。

【平成28年1月28日送検】

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