運転手に眠気の自覚がないことも 埼玉県産業安全衛生大会

2017.11.07 【その他労働関連ニュース】

 埼玉県内の28団体で構成する、埼玉県労働災害防止関係団体等連絡協議会は10月24日、産業安全衛生大会を開催した(=写真)。

 順天堂大学大学院の谷川武教授が登壇し、「職域における睡眠時無呼吸症候群(SAS)早期発見・早期治療の意義」と題する講演を行った。谷川教授は過去にSASが原因で起きた交通事故の中には、運転手が眠気を自覚していなかったケースがあると紹介。SASのスクリーニング検査は「問診などの主観的な手法ではなく、客観的な方法で判断することが重要」とした。

 その上で、SASの治療を受けないと交通事故率が5倍になるが、治療によって事故率がSASでない人と同じ水準まで下げられるとしたアメリカの研究結果に触れ、「SAS対策をすることで少なくとも10%は事故が減らせる。業界団体や職場を挙げてまずはスクリーニング検査を」と訴えた。

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