【今週の労務書】『改訂版 合同労組・ユニオン対策マニュアル』

2014.11.17 【書評】

迂闊さ防ぐ”救いの手”

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 突然届いた組合結成通知と団交申入書に対し、どのような対応をとるべきか――。本書は、そんな事態に初めて直面した人事担当者を想定し、労働組合に関する基礎知識から具体的な交渉の進め方、文書の手交などに至るまでの詳細を紹介している。

 著者は経営法曹会議の会員で、いわば経験豊富な使用者側弁護士の注目点、ノウハウを手軽に学べる。要求書や暫定労働協約などの書式例を示しながらの解説は、迂闊な対応を防ぐ”救いの手”として心強い。雇止めや割増賃金未払いなど、類型別に回答準備の要点もまとめている。

 今回の改訂版では、平成24年以降の改正法に基づくケース、近年増えている類型への対策について加筆された。無期転換申込権の事前放棄の可否などにも触れている。

 (奈良恒則著、日本法令刊、TEL03-6858-6966、本体1800円+税)

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掲載 : 労働新聞 平成26年11月17日第2993号16面

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