違法残業させた酒製造業者を送検 高知労基署

2015.12.14 【送検記事】

 

 高知・安芸労働基準監督署(矢野毅署長)は、製造部門の労働者に違法な残業をさせていた菊水酒造㈱(高知県安芸市)と同社総務部長を労働基準法第32条(労働時間)違反の容疑で高知地検に書類送検した。平成27年4月以降、36協定を締結せずに時間外労働に従事させており、同月の労働者1人当たりの最長総労働時間が370時間に達していた。
 同労基署は3~4年前に「長時間労働をしている」と情報提供を受けて以来、継続して同社に対して是正指導をしていた。新しい労働者を雇っても作業に慣れる前に離職してしまうケースが繰り返され、是正は進んでいなかった。「ラベル貼りや瓶詰作業が機械化しにくく、製造部門の労働者に負担がかかってしまっていた」と供述しているという。
 1日8時間、1週40時間を超える違法な残業時間はそれぞれ最長11時間、54時間18分に達する。総労働時間でみると、1日19時間、1週95時間、1カ月370時間に達する。

【平成27年10月29日送検】

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