休業300日の労災を「休業3日」と虚偽報告 労災かくしで送検 大分労基署

2017.04.13 【送検記事】

 大分労働基準監督署は、虚偽の内容を記した労働者死傷病報告書を提出したとして、設備工事業などを営む㈱ニッショー(大分県大分市)と同社労働者を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の容疑で大分地検に書類送検した。

 平成27年4月、大分市内の新日鉄住金大分製鉄所内において、送検された労働者とは別の同社労働者が重機に押されて動いた鉄製のカゴに激突され、打撲で約300日休業する労働災害が発生していた。同社は、「休業期間は3日間」とする虚偽の内容を記した報告をした疑い。

 同労基署は、被災者から受けた「重機の自賠責補償で一部補償を受けたものの、全額補償してもらいたい」との相談から、調査を開始した。

 新日鐵住金大分製鉄所内では労災が多発しており、29年2月にも2件の事案を書類送検している。

【平成29年3月16日送検】

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