クレーン無資格者が運転していた際に発生した労災などを隠蔽 鉄工所を書類送検 新居浜労基署

2017.03.20 【送検記事】
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 愛媛・新居浜労働基準監督署は、労働者死傷病報告書を遅滞なく提出しなかったとして、㈱大昌鉃工所(愛媛県四国中央市)と同社代表取締役および取締役総務部長を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いで松山地検に書類送検した。併せて、同社工場長も同法第61条(就業制限)違反の容疑で送検している。

 工場長は平成28年7月、クレーン運転士の免許を所持していない労働者に対して、クレーンを使った部材の運搬作業をさせた疑い。

 この時、運んでいた部材が衝突して別の部材が倒れ、付近にいた別の労働者に激突する災害が発生している。被災者は2カ月程度入院する怪我を負い、4日以上休業していた。

 さらに同年8月にも、別の労働者が旋盤を使って作業していた際に、旋盤に巻き込まれて約2カ月入院し、4日以上休業する労働災害が発生している。

 取締役と総務部長は共謀し、2件の労働災害を隠蔽していた。

 同労基署は、同社に対して定期監督をした際に違反を発見し、調査を開始している。

【平成28年2月20日送検】

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