36協定軽視 豚肉料理店などを月182時間の違法残業で書類送検 名護労基署

2017.03.13 【送検記事】

 沖縄・名護労働基準監督署は、時間外・休日労働に関する労使協定(36協定)を締結せずに労働者を残業させたとして、いずれも沖縄県名護市の豚肉卸売業の㈲フレッシュミートがなはと豚肉料理店の我那覇豚肉店㈱および2社で労務管理を担当していた取締役副社長の計2法人1人を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで那覇地検に書類送検した。平成28年7~8月、1月当たり最長182時間の違法残業をさせていた。

 同労基署は、定期監督で違法残業の疑いを発見し調査を開始。2社ともに36協定を締結せずに残業させていた。「フレッシュミートがなはでは、以前は締結していたものの形骸化していた。我那覇豚肉店は、1度も締結していない。全体的に、36協定を尊重する意思がなかった」と同労基署は話している。

 人手不足が長時間労働の原因となっていた。立件対象期間に、フレッシュミートがなはでは労働者10人が1月当たり最長144時間、我那覇豚肉店では労働者3人が同182時間の残業をしている。

【平成29年2月21日送検】

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