「会社が労災保険の手続きを行わない」と被災者家族が相談 労災かくしで送検 沖縄労基署

2017.03.09 【送検記事】

 沖縄労働基準監督署は、労働者死傷病報告の提出を怠ったとして、建設業を営む個人事業主(沖縄県沖縄市)を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の容疑で那覇地検沖縄支部に書類送検した。

 平成28年8月、米軍の嘉手納飛行場内における小学校建設工事現場において、左官作業を行っていた労働者が脚立から2メートル墜落し、左足を骨折して6カ月以上休業する見込みとなる労働災害が発生したにもかかわらず、個人事業主は労災発生の報告を怠っていた。労災から2カ月後、被災者の家族が「個人事業主が労災保険の手続きを行ってくれない」と労働相談したことから、隠蔽が発覚している。

 同労基署によれば、「個人事業主は、元請へ迷惑をかけまいとして労災を隠蔽していた」という。

【平成29年2月15日送検】

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