荷台からコンテナが落下、下敷きになって死亡 フォークリフト運転者が独断で作業を開始した

【運輸業】【飛来、落下】
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労働災害事例シート

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災害の発生状況

 トラックの荷台から、フォークリフトで空コンテナを降ろす作業中コンテナが荷台から落下し、補助作業者が下敷きになって死亡しました。

 作業は、フォークリフト運転者A、トラック運転者B、補助作業者(被災者)Cの3人で行われ、作業指揮者にはトラック運転手Bが指名されていました。

 トラック運転手Bと補助作業者Cがコンテナの緊締装置を外している際、右側の緊締装置だけが外れた時点で、両側の緊締装置が外れたと思ったフォークリフト運転者Aがフォークを差し込みコンテナを持ち上げたところ、コンテナの右側だけが持ち上がったので、あわててコンテナを下ろしたため衝撃で左側の緊締装置が外れてコンテナが滑り落ち、Cが下敷きになって死亡したものです。なお、フォークは十分差し込まれておらず、コンテナとバックレストの間は約40cm離れていました。

災害の主な原因

① 作業指揮者が、…

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