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安全スタッフ 10月1日号  2123号

特集

エネルギーから災害の型を分類

型別の労働災害は、業種特有の発生件数をみることによって、取り組まなければならない優先順位を知る情報として有効だ。対策にさらに弾みをつけるため新鮮な切り口がほしいところだが、型別をエネルギーという視点から4つのカテゴリーに分けるという考え方がある。考案者の中災防関東安全衛生サービスセンターの中野洋一安全管理士にエネルギーからみた災害発生のメカニズムを解説してもらった。中野安全管理士による安全講習でも、この新しい考えに参加者は目を輝かせている。 

ニュース

死亡災害増加で緊急要請

昨年大幅に減少した死亡労働災害の件数が今年に入って増加していることを受け、厚生労働省は関係業界団体など宛に対策徹底を求める緊急要請を行った。厚労省が全国へ同様の通達を発出するは約4年ぶり。厚労省の労働災害統計8月速報値(参考:16ページ統計資料)によると、死亡災害は前年同期比66人(13.0%)増加。特に建設業での墜落、転落災害や陸上貨物運送事業での交通事故、猛暑の影響による熱中症などで顕著となっている。民間発注工事などが回復基調にあることや荷が動き出していることなどが災害急増の一因と分析しており、経営トップに対して生産量、業務量の増加に十分対応した安全衛生管理となっているか点検するよう求めている。 

別冊付録

KYTシート(製造業関係)

今号の安全スタッフ別冊付録は、KYTには欠かせない「KYシート(製造業関係)」とした。KYシートは、製造現場をよく知る労働安全コンサルタントの寺園清己さんが執筆。「機械での挟まれ」「車両との激突」「通路での転倒」「実験中での災害」「有害物との接触」「はしごからの転落」など身近に起こりやすそうな10パターンをとりあげていただいた。

■ニュース

・復職プログラムを紹介 産保フォーラム開催 東京労働局
・ヒヤリ・ハット体験は6割 建設業労災防止対策で実態調査 厚労省
・ストレス症状は事業者に伝えず 厚労省
・発注時の配慮を荷主団体へ要請 神奈川労働局
・石綿含有建材の混入防止で通達 3省が合同で
・熱中症対策を高評価 埼玉労働局が一斉パトロール
・メンヘル不調者への復職サポートに期待 (社)日本産業カウンセラー協会東京支部
・WLBとの関係を重視 メンヘル研究所

■道しるべ

休業4日未満災害 「小事」と侮らぬ対処を

■統計資料

平成22年における労働災害発生状況
平成22年8月速報値

■安全基本問題150選 最終回

Q126からQ150まで

■労働基準監督官の目

人命尊重は文明発展の証し
/愛媛労働局労働基準部監督課 専門監督官 三好 剛史

■事故災害に科せられる刑事罰 第19回

過失の競合
/高下謹壱法律事務所 弁護士 二宮 暁子

■社労士が教える労災認定の境界線 第90回

派遣先工場で担当外の仕事をして右手指を10針縫うケガ
/特定社会保険労務士 労働安全コンサルタント 小山 豊

■建設業の労働災害事例 第148回

旋回したバックホウのカウンターウェイトに挟まれる

■ドキュメント!メタボ指導―腹山課長の半年間― 第9回

体重が減り始めた!の巻
/(株)マベリックトランスナショナル 管理栄養士 小澤 絵美

■深く知れば知るほど…型別災害 第18回

交通事故(道路) 路上作業に一層の配慮を
/古澤社会保険労務士事務所 特定社会保険労務士 所長 古澤 和哉

■ヤッテマスカ通信 No.19

ヘルメットの点検をヤッテマスカ?

■安衛法・はじめの1歩 第66講

機械・設備の譲渡などの制限1
/国際産業労働調査研究センター 代表 木村大樹

■トピックス

建設労務安全研究会― 「安全」徹底の重要性を再認識!
JR東日本総合研修センターで体験学習

■アンゼン・わーど 第19回

/出題:正木ノリオ

■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.114

エージーフーズ事件 京都地裁平成17年3月25日判決
過労によるうつ病・自殺への賠償/弁護士 外井浩志

■送検事例

使用停止命令を守らず
茨城・水戸労働基準監督署

■実務相談室

<労災> 労基の災害補償と関係は 違うのは年金制度のみ?
<労基> 時間外の限度超え違法!? 「週」で協定していないが
<健保> 産前休暇の発令が必要か 私傷病休職中に出産予定
<厚年> 再雇用時に資格を得喪? 使用関係は中断しないが
<雇保> 失業給付の残りは出る? 転職成功もすぐに離職
<交通> 加害者死亡し交渉相手は 示談交渉終わっていない
<衛生> 振動工具で手にしびれ!? 正しい使用方法教えて

■安全・衛生マンの労働法令ファイル

携帯用丸のこ盤の安全教育