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安全スタッフ 9月15日号  2122号

特集

社内認定制度で事故ゼロキープ

工場内で重量物を運搬するのに欠かせないのが天井クレーンや床上操作クレーンだが、便利なものだけに使用頻度も高く、重大なヒヤリ・ハットを経験する場面も少なくない。こうした現状を踏まえ、共和物産深谷事業所ではクレーンの安全を根本的に見直すため、オペレーターが技術・安全の両面にわたって確実なクレーン操作を行うよう独自の認定制度を社内に設けている。認定されなければクレーン操作ができないという厳しい条件もあってか、事故ゼロをキープしており参考になる。9月30日は「クレーンの日」、今一度クレーンの安全についてチェック、見直しするチャンスだ。 

ニュース

「顔の傷」労災で男女差解消へ

厚生労働省は、労災補償給付額決定のもとになっている障害等級表で、「外ぼうの醜状障害(顔に負った傷など)」の等級を見直すための検討を開始した。男女間に設けられた5級の差を京都地方裁判所が違憲と判断したことを受けたもの。厚労省では「社会通念の変化もあり、長年変更も行われていなかった」などを理由として控訴を断念しており、年度内にも等級表の修正を行う考え。現行では2段階に分かれている外ぼう障害の等級をさらに細かく分けるべきか、現行の等級が妥当かどうかなどが論点として挙がっている。 

造船現場サイゼンセン

アクションプラン策定し災害防止

不況下でもがんばるニッポン企業の安全衛生活動を紹介しようと、昨年「鉄鋼現場サイゼンセン」を企画した。新技術や環境問題などさまざまな分野で最先端を進む業界ならではの安全衛生活動レポートは、読者から好評をいただいた。そこで本誌では、第2弾として「造船現場サイゼンセン」をスタートする。大型機械の操作、危険物、化学物質など配慮すべき作業が数多く、関連業者が多岐にわたるという業界特有の安全衛生事情や取組みを今後、随時掲載の形で紹介していく。まずは、業界の現状と課題を日本造船工業会の土谷俊文課長に紹介してもらった。

■ニュース

・受動喫煙防止へ 新規予算を計上 厚労省
・運輸安全マネジメント 事故防止へぜひ導入を NASVA千葉支所
・「頭部」ぶつけるケガ目立つ 休業4日未満の災害を分析 (独)労働安全衛生総合研究所
・リスクアセスメント 指導へモデルを作成 林業・木材製造業労働災害防止協会
・メンヘル対策に半数が効果実感 生産性本部

■道しるべ

トップの言葉 一途な信念に惹かれる

■トップ&キーマンいんたびゅう

「自律・自助の安全」で無災害継続
/フォルム(株) 代表取締役社長 問谷 正利

■事故災害に科せれる刑事罰 第18回

労働者の過失
/高下謹壱法律事務所 弁護士 二宮 暁子

■社労士が教える労災認定の境界線 第89回

事故車から人命救助中、後続車が追突し頭蓋骨骨折で死亡
/若松人事労務事務所 所長 若松 徹也

■建設業の労働災害事例 第147回

鉄骨屋根の骨組みにたる木の取り付け中、墜落する

■ドキュメント!メタボ指導―腹山課長の半年間― 第8回

止めるのではなく減らす!の巻
/(株)マベリックトランスナショナル 管理栄養士 小澤 絵美

■深く知れば知るほど…型別災害 第17回

火災 防止と初期消火につきる
/古澤社会保険労務士事務所 特定社会保険労務士 所長 古澤 和哉

■ヤッテマスカ通信 No.18

特定元方事業者、製造業等の元方事業者等の実施義務をヤッテマスカ?

■安全基本問題150選 第5回

Q101からQ125まで

■安衛法・はじめの1歩 第65講

特定機械等の検査2
/国際産業労働調査研究センター 代表 木村大樹

■アンゼン・わーど 第18回

/出題:正木ノリオ

■走れ!安全くん 第20話

安全パトロールは奥深い!/画・松沢秀和

■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.113

JR西日本尼崎電車区自殺事件 大阪地裁平成17年2月21日判決
教育指導後の自殺と予見可能性/弁護士 外井浩志

■送検事例

荷の下に立ち入らせる
埼玉・さいたま労働基準監督署

■実務相談室

<労安> VDT作業で健康被害? ガイドラインの内容教えて
<労基> 計画年休の残りを請求か 付与日到来前に退職予定
<健保> 出産一時金も現物給付? 高額療養費と同じ仕組みか
<厚年> 障害厚生 何歳から加給年金出るか 「老齢」は原則65歳からだが
<育介> 調停制度の仕組み教えて 育休取得で苦情が発生
<交通> 道路管理者へ賠償請求? 小動物の侵入が事故要因
<安全> ヒヤリ・ハット行いたい 昔から耳にはしていたが

■イチからカクニン安衛法

作業時間の制限 時間外規制にも注意を