安全スタッフ 9月15日号 2098号
特集
心とカラダの健康は大丈夫?
社員に働いてもらうために考えなければならないことは、職場から危険の芽を摘み取るとともに、快適にそして効率よく作業できるかがポイントとなる。快適さを確保するためには、社員が精神的にも満足できる状態や肉体的・精神的疲労のない状況が求められることから、職場でのメンタルヘルス対策や過重労働防止が重要といえる。本誌では、メンヘル対策、過重労働防止に加え、社内コミュニケーションを上手に結びつけて快適職場を進めているNTTコムウェアの取組みを通じ、最近の「心とカラダの健康」のあり方を探った。
ニュース
うつ病罹患者の職業生活を支援
厚生労働省は脳・心臓疾患やうつ病などの職業性疾病に罹患した労働者の治療と職業生活両立を支援するための新事業を開始する。このほど発表された平成22年度予算概算要求のなかで明らかになったもので、医療機関と企業が連携しながら、疾病の種類や職務の内容に応じた効果的な治療・リハビリを行う方策の構築に取り組むとしている。経済情勢の悪化や、精神障害の労災補償件数が増加傾向にあることなどを背景としており、疾病を抱えた労働者が治療と職業生活を両立できるよう、来年度は医療機関に委託しモデル事業を実施。事例を収集するとともに、支援のためのノウハウを検討していく考えだ。
トピックス
特定三大災害を半減!
昨年5月、建設業労働災害防止協会のCOHSMS(通称・コスモス)認定第1号となった(株)熊谷組(大田弘社長)。労働安全衛生マネジメントシステム運用の実績公認を弾みとする一方で基本への立ち返りも図り、発生の可能性と危険度が高いと特定した墜落、重機・クレーン、山岳トンネル災害を半減させている。
■ニュース
・安全マネジメントを中小運送会社へ普及 全日本トラック協会
・下請け含めた足場教育を 開発電子技術 新たに研修施設を設置
・集中豪雨時の対策を再通達 国交省 沖縄での4人死亡事故受け 気象情報把握し作業中止検討も
・「心の病」予防に復職制度の整備を 日本生産性本部
・木建工事現場の7割以上に違反 北海道労働局
・厚生労働省人事異動
■道しるべ
新型インフル 感染自衛の基本は…
■統計資料
平成21年における労働災害発生状況 平成21年8月速報値
■安全・衛生マン 喜怒哀楽
「仲間の命を守る」を実感
/(株)日立物流 安全品質推進本部 永迫淳
■ズームアップ
間伐繁忙期に災害が増加 土木事業者の参入が背景に
厚労省・林災防 未熟練労働者へ教育を徹底
■安衛法・はじめの1歩 第41講
労働者の健康障害を防止するための措置3
/国際産業労働調査研究センター 代表 木村大樹
■企業経営とメンタルヘルス 第18回
職場環境改善の方法/本田技研工業(株) 本社人事部
安全衛生管理センター 臨床心理士 博士(医学) 小林由佳
■社労士が教える労災認定の境界線 第65回
残業中、夕食のため帰宅し再び会社へ戻る途中に交通事故死
/市村社会保険労務士事務所 所長 市村秀夫
■建設業の労働災害事例 第129回
足場組立て中、昇降用タラップの開口部から墜落
■安全衛生基礎固め 第18回
VDT作業者の健康確保2
/山室ウェルビーイングコンサルタントオフィス 所長 山室栄三
■マベリック式健康管理のススメ No.8
ほっこり3
/(株)マベリックトランスナショナル 研究開発担当マネージャー 原田純子
■実践!建設現場の安全衛生管理 第28回
安全管理手法/安全衛生教育 講師 田村日出男
■安全十字クロス 第42回
■裁判例が語る安全衛生最新事情 No.89
日赤益田赤十字病院事件 過労自殺に対する損害賠償請求棄却
/弁護士 外井浩志
■送検事例
違反繰り返し事前送検
■実務相談室
<労安> 機械借受ける注意点は? 運転手付きで契約結ぶ
<労基> 30分単位の年休が必要か 所定労働時間に端数出る
<健保> 休暇多いと月変はないか パートの出勤日が15日に
<厚年> 介護休業で年金が減る!? 育休は優遇措置あるが
<育介> 短時間勤務の変更点は? 改正育介法で規定強化
<交通> 休業損害を請求できるか 派遣後の療養期間
<安全> 高温作業で健康対策は? 長時間さらされ影響心配
■イチからカクニン安衛法
規格・安全装置の具備 告示で必要な条件示す


